フクロウの魅力
フクロウの魅力はたくさんあります。多くの人が、様々な魅力をあげますが、 それでも語り尽くせません。ではなぜ、フクロウは私たちにとって、 そんなに魅力的に見えるのでしょう?
私は、まず第一に、 1.擬人化しやすいをあげたいと思います。フクロウ達の表情やしぐさは、なぜあんなに可愛らしく、 ユーモラスに見えるのでしょう?それは、私たち人間に、とても良く似ているからなのです。昔から、フクロウが世界中で様々な事象の象徴とされている事からも明らかです。ギリシャ、エジプトの時代から、フクロウは人類にとって”気になる鳥”だったのです。では実際、どんな所が似ているのか、見てみましょう。 目
嘴 普通、鳥類の嘴は、顔の前方に大きく突き出しています。中には、体長と同じぐらいの
立派な嘴を持つものもあります。能ある鷹は爪を隠すらしいですが、嘴は隠しません。
ところがフクロウは、この、鳥類の特徴とも言える嘴が、ほとんど無いように見えます。フクロウは、ネズミを丸呑みできるほどの大きな嘴を持っていますが、そんな大きな嘴も、
羽毛に隠れて、ごく一部しか見えないのです。右の写真で、普段見えているのは嘴の先の
黒くなっている部分だけですが、口を開くとこんなに大きいんです。なんて鳥らしくない顔つきでしょう。フクロウを”猫鳥”と呼ぶ地方もあるそうですが、この写真、ホントに猫みたいでしょう。
姿勢
さらに、フクロウは垂直に近い角度で、”直立”します。
”梟”という漢字を見てください。”鳥”という字の”れっか”(4つの点)が、”木”になっています。木のてっぺんに、すっくと
立ったフクロウの姿を表しているのです。
いかがですか? こうしたフクロウの特徴によって、その表情、しぐさはまるで私たち人間そっくりに 見えるのです。ほら、あなたの知ってる誰かに似ていませんか?
人間そっくりといえば、 2.ミステリアスである人間も多少の”謎”がある人には、引かれてしまいますね。 そう、フクロウは”謎”の多い鳥なのです。”鳥目”という言葉があるように、普通鳥類は、明るいうちに活動します。 ところがフクロウの多くは夜行性です。つまり、私たちが目にする機会は少なく、 たまに目撃されると、夜に飛び回る不気味な鳥、と思われてしまうのです。 私たちは誰でも、”フクロウ”という言葉は知っていますが、 では実際、フクロウについて何を知っているのかと考えると、 ほとんど知らないという事実に気が付きます。 フクロウは意外と私たちの身近に棲息している、とも言われています。 私たちが、それに気付かないだけかも知れません。
3.二面性 ペットショップや動物園で、フクロウを見たことはありますか?
私たちが目にするフクロウの姿は、とてもユーモラスです。
異様に頭のでかい、二頭身のデブ鳥。フクロウの鳴き声を
”ボロ着て奉公”なんて言いますが、まさにボロで着膨れています。
いつも眠そうな、眩しそうな目で、首を回して辺りをうかがう、
目を閉じてじっと思索している、それとも本当に寝ている?
でも、そんなとぼけた顔の裏には、猛禽類の猛々しさ、禍禍しさが
隠されています。昼間はカラスにもいじめられてしまう、さえない奴ですが、
夜の世界では無敵、食物連鎖の頂点に立ちます。
発達した目と耳で獲物を見つけると、羽根音も立てずに襲い掛かり、鋭い爪で絞め殺し、
大きな嘴で丸呑みにしてしまう、恐ろしい死神なのです。
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