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書籍

福フクロの“フクロウ図書館”の蔵書の一覧です。ほんとはこれ以外にも欲しい本があるのですが、 お金が続かない・・・。
洋書には、写真を多用した、フクロウの本が結構あります。 ただ、私には読むのが大変。こういう、フクロウだけの図鑑や、生態の解説書が日本でも 出版されるといいんですが。出版社関係の方、もしこれ見てたらよろしくお願いします。

タイトル

著者

出版社

福フクロの一言

フクロウ
私の探梟記

福本 和夫

法政大学出版局

福本和夫の、マルクス主義の研究や、 日本共産党での活躍は、 無学な私、知らないのですが、この本は、フクロウ好きの間では有名です。 30年にも及ぶ、著者のフクロウ研究は広範囲にわたり、これ一冊で初心者でも かなりのフクロウ通になれるでしょう。国内のフクロウマニアのバイブルと言っても過言ではありません。 御自身の専門外の書物に、よくぞこれだけの愛情を込めて書き上げられたと 驚かされます。なお、私の住む神奈川県藤沢市には、著者のフクロウコレクションの 展示館があります。

フクロウの文化誌

飯野 徹雄

中央公論社

中公新書、1018番。文化、歴史の面からフクロウに 光を当てた、貴重な一冊です。世界中、様々な時代に、私たちとフクロウは どのように付き合った来たのか、非常に詳しく調べられています。 これでたったの\680ですから、新書ってありがたいですね。
ただ、残念な事に、この本は99年度版の中公新書カタログから外されてしまいました。 入手は難しいかもしれません。

ブボがいた夏

Bernd Heinrich著
渡辺 政隆訳

平河出版社

吹雪の夜、著者ベルンド・ハインリッチは、 一羽のアメリカワシミミズクのヒナを保護します。この本は、ブボと名付けられたワシミミズクの、 3年間にわたる成長記録、観察日記です。昆虫学、生理生態学の教授である著者の 確かな観察眼、描写力により、アメリカワシミミズクの生態が克明に描かれています。 フクロウ好きにとって、興味をそそられるのはもちろん、全編を通して 心なごむ読み物ともなっています。ちなみに福フクロの 勝手口には、ワシミミズクのヒナの写真があります。

フクロウ
URAL OWL

宮崎 学

平凡社

「自然界の報道写真家」、宮崎学の写真集です。長野県伊那谷の、 通称“フクロウ谷”のフクロウ達の野生の姿がそのまま収められています。 フクロウの狩猟、繁殖、子育てなど、他では見られない貴重な映像がいっぱいです。 フクロウの生態を知るために、これほど説得力の有る教材はないでしょう。
なお、フクロウ谷のフクロウ達は、協和発酵の “自然は大きなホスピタル”のCFでも おなじみです。

闇のカムイ
シマフクロウ

嶋田 忠

平凡社

国内のみならず、世界でも最大級のフクロウ、“コタンコルカムイ” ことシマフクロウの写真集です。撮影は野鳥の写真で国際的に活躍する嶋田忠。 ここには私たちがフクロウに対して思う、かわいらしさはありません。 野生の迫力に圧倒されるばかりです。闇の中を飛ぶ大型猛禽類の、なんと不吉で 禍禍しいことか。しかし獲物を捕らえる瞬間の映像は、 息を呑むほど美しい。アイヌの人たちが、神と恐れ、崇めていたのがとてもよくわかる一冊です。

エゾフクロウ

富士元寿彦

北海道新聞社

URAL OWLの亜種、北海道に住むエゾフクロウの写真集です。 本州に住む、ホンドフクロウより、白っぽいと言われています。 キレイな写真、説明的な構成で、誰にでもフクロウの魅力がわかりやすい作品です。
いや〜、フクロウも水浴びするんですね。あたりまえの事なんでしょうが、 初めて見ました。

UNDERSTANDING OWLS

Jemima Parry-Jones

DAVID & CHARLES

イギリスで出版された本です。フクロウの生態や進化なども解説してありますが より多くのページを割いているのが、飼育、餌付け、ブリーディング、トレーニング、 そしてなんとフクロウを使った狩り(!)についてです。もっと英語が出来れば、 イギリスに住みたくなってしまう。写真もたくさんで、見ているだけでも楽しい本です。

OWLS

Connie Toops

Voyageur Press

アメリカの本です。フクロウの生態の、大変詳しい解説書です。 豊富な写真のお陰で、英語の解説もなんとなくわかったような気にさせてくれます。

OWLS

Paul Sterry

SMITHMARK Publishers Inc.

同じタイトルで、こちらもアメリカの本。フクロウの種類や生態の解説ですが、 写真がメインの造りになっています。図鑑みたいな感じです。魅力的な写真がたくさん、 簡潔で十分な解説、こんな本が、日本でも出ないかなー。

Eulen

-

Weidelsburg Verlag

オイレン、ドイツ語でフクロウの事です。これは、本と言うより 絵葉書集です。絵葉書30枚を1冊にまとめた物です。残念ながら、私は ドイツ語が全然わかりません。でも、こんな絵葉書を、誰かに出してみたいと思います。

シマフクロウ
FISH-OWL
神鳥・コタンコルカムイ

更科 源蔵
石井 英二
近藤 英司
桜井 淳史
永田 洋平

平凡社

体裁はシマフクロウの写真集、実際多くの魅力的な写真が 掲載されていますが、それだけではありません。アイヌ文化の記録としても貴重な 一冊です。シマフクロウを通して、アイヌの人たちの世界観、人生観を垣間見たように 思います。前から欲しかった本です。

How To Spot An Owl

Patricia &
Cray Sutton

CHAPTERS PUBLISHING LTD.

これも前から欲しかった本。北アメリカ大陸での フクロウウォッチングの手引書です。日本でバードウォッチングの本と言うと、 一般的な入門書しかないのですが、世の中にはこんな鳥種別の本があるんですね。 でも、この本、日本で持っていて、役に立つのでしょうか。私、買いましたけど・・・。

アオバズク物語

佐久間 孝夫

高文研

埼玉県浦和市で毎年営巣するアオバズクの写真集、 観察記録です。書店で偶然見つけました。何年もかけて撮りだめした写真を 厳選したのでしょう、素晴らしい本に仕上がっています。 佐久間 孝夫は自称アマチュアカメラマンですが、 こんな立派な本をだしているのですから、アマチュアではありませんね。 アオバズクだけでなく、バードウォッチャーの生態にも詳しい本です。

シマフクロウ

山本 純郎

北海道新聞社

'99年の11月に出版されたばかりの本。書店に注文したときは、写真集だと思っていました。写真集にしては安いな、と。 ところが届けられた本を読んでみてびっくり!! これはシマフクロウの研究書です。 安すぎる! 大袈裟ではなく、シマフクロウの「全て」がここにあります。 山本純郎の20余年に及ぶ観察の成果である具体的で豊富なデータに基づいて、 シマフクロウの「暮らし」が臨場感を伴って伝わってきます。 さらに、フクロウ好きにとって嬉しいのは、「世界のフクロウ」「日本のフクロウ」 という図鑑コーナー。もひとつ驚きは「世界のフクロウリスト」。 私の「フクロウ一覧」は、かすんでしまいました。こういう本を待っていた。

OWLS
A guide to the Owls of the World

Claus Koning
Friedhelm Weick
Jan-Hendrik Becking

Yale University Press

アメリカのエール大学出版から、世界のフクロウガイド。世界中の フクロウ目の図鑑です。すべての種について、亜種や色違いの個体のイラストとともに、 生息域、食性、習性、識別法や鳴き声まで、詳しく解説されています。 大学の出版局が出してるだけあって、文句のつけようの無い一級品の資料。 どこか出版社の方、お願いですから日本語訳を出してください。

OWLS OF THE WORLD

Rob Hume
Trevor Boyer

PARKGATE BOOKS

上とよく似たタイトルで、こちらはイギリスのフクロウ図鑑。図版は一種に一枚ですが、 そのかわり大きな図版で、バックも生息域に合わせて描き込まれています。 オタク度では上のエール大学版に負けてるかもしれませんが、これも優れた資料です。

フクロウの民俗誌

飯野 徹雄

平凡社

フクロウの文化誌の著者、飯野 徹雄の新刊です。「文化誌」では、ヨーロッパ、日本、 中国が中心でしたが、今回はアイヌ、シベリア先住民、イニュイット、 ネイティブアメリカン、さらに東南アジアの民族まで、幅広く詳細に調べてあります。 各地の民話や民芸品の比較は大変興味深く、一気に読んでしまいました。

OWLS
THE SILENT FLIERS

R.D. LAWRENCE

FIREFLY BOOKS

カナダの本は初めて入手しました。北アメリカ大陸に住むフクロウたちにまつわる さまざまなエピソードが、簡単な解説と豊富な写真と共に紹介されています。 もっと英語がすらすら読めれば、肩の凝らない読み物なんでしょうが・・・。
保護したワシミミズクのヒナには、「Bubo」と名付けるものらしい。 乾燥して粉にしたフクロウの目玉が売られている、なんて怖い話も・・・。

OWLS
Ghosts of the Forest

Tim Fitzharris

FIREFLY BOOKS

FIREFLY BOOKSの本が 2冊続きます。北アメリカ大陸のフクロウの写真を使った絵葉書集です。トラフの写真が かっこいい。
上の方の「Eulen」もそうなんですが、使うためと保存用と 2冊買いました。どらさんせのさんも紹介なさってますので、 絵葉書にしてはわりと入手しやすい本のようです。

森の365日

宮崎 学

理論社

上の方で紹介している写真集、「フクロウ」は、どのように 作られているのでしょうか? そんなMaking of ”フクロウ”の 楽しさ満載の本です。フクロウ以外にも、フクロウ谷周辺の 自然の美しさ、厳しさ、残酷さが沢山出てきます。 さらには著者自身も自然の一部として 貢献する話も・・・。
カメムシとカマドウマはちょっと怖い。

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